生理不順の原因をきちんと突き止めるには、婦人科で専門的に検査を

生理不順は早めの治療開始が大切

生理不順がやっかいなのは、長年放っておくと、特に病気はなくても、乱れたホルモンバランスや低下した卵巣機能が当たり前になり、正常な状態を取り戻すのに時間がかかることです。そのため、いざ「妊娠したい」と思ったときに、なかなか妊娠できなかったり、年齢が上がるにつれて、加齢による不調が加わって、生理不順がさらにひどくなることもあります。生理が不順になって3カ月続くようなら、婦人科を受診しましょう。早く治療を開始をすれば、生活の改善で治ることも少なくないのです。

病院では問診、内診、血液検査や基礎体温のチェック

生理不順の原因は、基礎体温のグラフである程度まで予測がつくこともあります。そのため、婦人科では「いつから生理周期が乱れたか」「どんな周期か」「生理痛の状態や経血の量は」といった問診とあわせて基礎体温も重視され、これまでつけていなかった人は、記録を進められます。また、卵巣と子宮の状態を確認するため、膣からプローブと呼ばれる細い危惧を入れて調べる超音波検査、医師が膣に指を入れて子宮や卵巣の状態を調べる内診などが行われます。さらに、血液検査でホルモン量を調べます。

低用量ピルなどホルモンを補う薬が使われます

とくに心配される病気がなく、生活習慣を整えても改善しなかったり、生理不順が長く続いているときは、ホルモンを補う薬で生理周期を整えます。ホルモン値をコントロールすることで、体に整理のリズムを思い出させるのです。ただし、更年期の場合は、ホルモンの低下は年齢による生理的な現象のため、長期の補充で乳がんなどの確率が多少上がってしまうことがあります。その場合、つらい症状を漢方薬などで改善することもできます。

日曜日に婦人科の予約を取るには、なるべく早い時期にそれぞれの医療機関の診察日を確認する必要があります。